一人暮らしを検討するさいに、1ヶ月分の生活費がどのくらいなのかを計算するのはとても重要です。予算内におさめないと、生活が苦しくなったり、貯蓄できず気持ちの余裕もなくなります。平均的な生活費がいくらなのか、節約するならどうすべきかを詳しく説明します。

一人暮らしの平均的な生活費はどれくらいか

世代や地域別によって生活費は変動しますが、総務省統計局が公表する家計調査報告の平均結果の概要によれば、住居費を除いた単身世帯の生活費の平均額は約15万円でした。収入と支出を考えて費用をかける項目をしっかり把握するためにも一ヶ月の生活費を管理できるようにしましょう。

一人暮らしでかかる生活費トップ3

一人暮らしの生活の費用は季節によって変動する項目もありますので、全体の平均値で説明します。日常で必要のないモノをつい買ってしまったり、使いすぎたりする時は誰しもあります。そんな時に家計簿をつけているとその様子が客観的に分かり、生活費が大きくかかる項目がわかれば節約する方法もみつかるでしょう。

食費

食費は買い出しや外食も含まれている金額になりますが、おおよそ4万円になります。世代や年齢別に分けてもそれほど差はありませんでした。自炊ができるかで食費にかける費用は変わります。

通信費、娯楽費

インターネットや携帯の通話利用代などの通信費、買い物や友人とのレジャーで使う娯楽費です。こちらも個人差がありますが、おおよそ3万程度です。季節のイベントにより変動が大きくなるので、時期に合わせて節約をする工夫が必要です。

水道光熱費ガス水道電気含む

基本料金はそれほど高くないですが、真冬や真夏はエアコンなどの使用料が高くなる傾向があります。最近は、ある程度つけたままの方が節約になる家電が増えたので、設置されている製品番号を調べてみましょう。

生活費を抑える節約術

生活費の内訳が分かるようになると、どの部分を節約できるかが予想がつきます。具体的な方法を含めて詳しく説明していきます。

家計簿を付ける

生活費がいくら必要かを確認するためには、家計簿をつけると一目瞭然です。外せない所、削れるところが分かると具体的な行動がとれます。
平均値を調べて、無理せずに削れる項目を探してみましょう。

自炊をする

食費を抑えるには、自炊が節約の方法として有効な手段です。エリアによっては外食の方が安くなる可能性もありますので、周辺の外食の相場を調べてみましょう。

娯楽費と自己投資を間違えない

娯楽費はあくまでもレジャーや遊びなど楽しい思い出作りになります。大して自己投資は自分の知識や経験を活かせるように先に出資して得られるモノがあるのを自己投資を呼びます。その境目は、自分の考えかたによって大きく変わるのでしっかり目的を持ってお金の使い所を考えましょう。

まとめ

一人暮らしの生活費はエリアや暮らし方、環境によって異なりますが、おおよその平均値を調べていくと出費が大きいか小さいか分かります。無駄遣いなのか必要な出費なのかを考えて生活費を考えましょう。自己管理の意識で決まる一人暮らしを無理なく楽しみましょう。